ソープとデリヘルの違いは?風俗の基本

風俗の種類によって、許されるサービス内容に違いがあります。そのことを理解せず、自分の思い込みだけで一方的にサービスを要求してしまうと、女の子への強要になってしまい、最悪の場合は出入り禁止になるリスクさえあります。果たして、ソープランドとデリヘルではサービス内容にどの程度の違いがあるのでしょうか。それぞれのルールを具体的に把握しつつ、自分に合った風俗遊びのスタイルを身につけましょう。

一番の違いは本番行為

ソープランドでできてデリヘルで許されないことといえばやはり、本番行為です。本番行為とはつまり本物のセックスということで、たいていはゴムつきではありますが女の子に直接挿入し、射精まで楽しむことができます。

それ以外の風俗店では本番行為は違法となり、ヘルスなどで女の子に強要した場合にはその時点で違反行為となり、法的にも処罰の対象となります。

ではなぜ、ソープランドのみで本番行為が許されているのかというと、その理由には日本特有の歴史的背景が深く関係しています。

日本の風俗は古くは江戸時代の遊郭を起源としており、遊郭の最上級である吉原ではいわゆる男女のセックスばかりでなく、遊興やお座敷遊び、酒宴などを合わせて楽しむことができる大人の社交場となっていました。

吉原、遊郭の流れは明治時代以降の赤線に引き継がれ、今の川崎堀之内や品川、新宿などを中心にかなり大規模な赤線地帯が展開されていました。

赤線地帯とは言ってみれば「合法的な売春地区」であり、警察当局のほうも赤線地帯のなかで行われた売春行為については売春とは見なさず、法的にも処罰を下さない、という暗黙の了解が成立していました。

しかしながら、昭和33年に赤線地帯が公式に廃止され、売春防止法が施行されると、それまで半ば公然と認められていた品川、川崎エリアでの売春行為が違法と見なされるようになりました。

これをきっかけに日本の風俗業界は一時的に壊滅の危機をむかえましたが、そのまま日本から吉原、遊郭の流れが消え去ることはありませんでした。法律の施行によって一時はアングラ化した風俗業界ですが、政府は風俗営業法を志向することでソープランドを「特殊浴場」として位置づけ、ある意味では法律の枠内で囲い込むことによってそれ以上アンダーグラウンドに潜り込むことを防ぐ、という手法を取りました。

このようにソープランドは、歴史的な試行錯誤のなかで生み出された、法律のエアポケットのような領域ともいえるのです。

なお、なぜセックスのことを本番行為と表現するようになったかというと、AV業界の慣習に理由があります。AV業界では古くから挿入しているかのように見せかける、いわゆる疑似セックスが主流になっており、それに対し、リアルにペニスを挿入する撮影を疑似セックスに対応させて「本番行為」と表すようになったと伝えられています。

デリヘルでもエッチができる?

一部のネットでは、「デリヘルでも本番行為ができる」とまことしやかにささやかれており、風俗のクチコミサイトでは実際に本番行為が許可されたお店が具体的に紹介されていますが、それらの情報はすべて誤りであり、何の根拠もありません。

現在の日本で本番行為が公的に認められているのはソープランドのみであり、それ以外の風俗店で本番行為に及ぶと無条件で違法行為と見なされます。

確かに、一部のデリヘルでは客に本番行為をさせているお店もありますが、それはあくまでも違法行為であり、決して許されることではありません。お店側が本番行為を黙認しているケースもありますが、女の子のほうから本番行為を誘ってくるケースもあり、社会的にも問題視されています。

女の子のほうからあえて本番行為を持ちかける理由としては、ひとつに金銭的なモチベーションがあります。女の子のほうも無条件でセックスをさせるわけではなく、通常のサービス料金にプラスしてたとえば1万円支払ってくれたらゴムつきのセックス、さらに1万円くれたら生のセックス、という風に効果案条件を持ちかけてくるのがよくあるパターンのようです。

サービス時間外であれば問題にならないだろうと、女の子を強引に店外デートに誘いだそうとする男性も少なくないようですが、その場合ももちろんれっきとした売春行為として見なされますので、ヘルスでの本番行為は絶対にNGであると理解しておきましょう。

ただ、デリヘルで特に本番行為の強要が起こりやすいのには、それなりの理由があります。かつて、日本には「ホテトル」という業態がありました。ホテトルとは言ってみればホテル専門の出張ヘルスという意味で、ホテトルではいわゆる本番行為も合法とされていました。しかしながら、ホテトルと通常のデリバリーヘルスが一本化されてからはルールが統一され、本番行為は違法となっています。

違反行為が見つかったら?

デリバリーヘルスなどでの本番行為の強要がお店側に見つかった場合には、軽い処分では口頭での厳重注意が考えられ、より重い処分になると次回からの入店禁止、さらに重いケースでは警察に通報されることも充分に考えられます。

現実的なケースで考えると、たった1回の本番強要によってただちに入店禁止になることは少なく、度重なる注意を聞き入れない場合には入店禁止や通報処分になる可能性が高まります。

なお、風俗店での違反行為としては本番強要のほかに、女の子への威圧、不潔なままで強引にサービスを受ける、アルコールを飲んだ状態で来店する、などがありますので事前に把握しておきましょう。

掛け持ちの女の子もいる?

風俗業界には基本的に、専属という概念はありません。したがって、ひとりの女の子が業態をまたがって複数のお店に勤めることもルールとしては可能です。

ただし、お店によっては女の子の掛け持ちを禁止しているところもあり、そのようなお店では女の子はひとつのお店でしか働くことができません。

ソープとヘルスを同時に掛け持ちするケースは稀ですが、むしろ、給与水準の低いピンサロをいくつか掛け持ちしたり、ピンサロとヘルスを同時期に掛け持ちすることによって何とか生計を成り立たせている、という女の子も少なくないようです。

また、掛け持ちということではありませんが、若い頃に風俗の世界で働いていた女性が30代、40代になってもう一度風俗の世界にカムバックする、というケースも最近では増えているようで、風俗の世界がいかに女性にとって金銭的なインセンティブが高い業界であるかがうかがえます。

高級ソープランドでは普通に働いていても生活していくのに必要なだけの報酬が保障されていますので、女の子がいくつかのお店を掛け持ちする、というケースは少なくなってくるようです。

まとめ

風俗では業態ごとにサービスの違いがあり、禁止されている行為、標準でお願いできるサービスの種類に違いがあります。特に、本番行為はソープ以外では一切禁止であり、露見した場合には警察に通報される可能性もありますので、常連になったからといって女の子に無理な要求をしないようにしましょう。料金相場にも違いがありますので、来店前にはお店のウェブサイトを細かくチェックし、予算についてもシミュレーションしておきましょう。